【eBayカメラせどり】店頭の主役は”ミラーレス”に変わっていた|仕入れ現場で見た市場の変化レポート

比較・まとめ

こんにちは!

先日、東京の中古カメラ店を3店まわった店頭調査の記事を書きましたが、今回はその続編というか、番外編です。あの日、お店の棚を眺めていて「あれ?」と思ったことがあったので、それを1本の記事にまとめます。

結論から言い切ります。店頭の主役は、もうミラーレス(デジタル)に変わっていました。「中古カメラ店=オールドのフィルム機や往年の名機がずらり」というイメージで行くと、現場のリアルはだいぶ違います。

今回はいつもの実売データの表はありません。数字を出さない「市場の印象・現場レポート」です。だからこそ、事実(実際に見たこと)と推測(私の考え)をはっきり分けて書きます。

調査の概要

  • 調査日:2026年7月11日(店頭観察)
  • 場所:新宿の大型B店(前回の店頭調査記事に登場したのと同じお店です)
  • 目的:もともとはTakumarなどのオールドレンズ・フィルム名機の仕入れ候補を見に行きました

現場で見たこと(これは事実です)

棚の中心はミラーレスだった

売り場で目立っていたのは、Sony α7、Nikon Z、Fujifilm X-T、Canon EOS、LUMIXといったミラーレス(デジタル)機でした。棚の「いい場所」を占めていたのは、私が想定していたオールド機材ではなく、これらの現行寄りのカメラたちです。

想定していたオールド機材は潤沢ではなかった

Takumarをはじめとするオールドレンズやフィルムの名機を見比べるつもりで行ったのですが、思っていたほど潤沢には並んでいませんでした。「ここに来ればいくらでも見比べられるだろう」という私の思い込みは、現場で覆されました。

全体的に高額な商品が多い印象だった

売り場をひとまわりして感じたのは、高額な商品が多いなということ。象徴的だったのがLeicaで、約300万円クラスの値札が付いた個体が並んでいました(これはその日その店で実際に見た値札の事実です)。

注記:どのブランドが何台あった、といった細かい数はメモしていないので断定しません。あくまで「売り場全体の印象」としてお読みください。

なぜミラーレスが主役なのか(ここからは推測です)

これは推測ですが、円安によるインバウンド(訪日外国人のお客さん)の影響が大きいのではないかと感じました。円安だと、外国人にとって日本のカメラは割安に見えます。高額なミラーレスやLeicaでも売れる。売れるからお店も高額機を前に出す。そういう流れがあるのかもしれません。

ただし、これはお店に聞いたわけでも、データで裏取りしたわけでもありません。現場を見た上での私の推測です。「円安インバウンドのせいだ」と断定はしませんし、みなさんもこの部分は話半分で受け取ってください。

せどり視点での学び

ネットのイメージと店頭のリアルにはギャップがある

ネットでリサーチしていると、「eBayカメラせどり=オールドレンズやフィルム機を狙う」というイメージが強くなりがちです。でも実際に店頭に立つと、主役はミラーレス。ネット上のイメージと仕入れ現場のリアルは、ずれていることがある。これが今回いちばんの収穫でした。

「探していたものが無い」こと自体がサイン

自分が想定していた仕入れ対象が店に潤沢に無かった——これはがっかりする話ではなくて、市場が動いているサインだと私は受け取りました。棚の構成は、お店が「いま何が売れるか」を判断した結果です。棚が変わったなら、市場も変わっている。数字の無い店頭観察でも、こういう情報は拾えます。

「だからミラーレスを仕入れよう」とは言いません

ここは大事なところです。店頭の主役がミラーレスだったからといって、「じゃあミラーレスを仕入れよう」と安易に結論づけるのは危険だと思っています。ミラーレスは単価が高いぶん、仕入れ資金も、値付けを間違えたときのダメージも大きくなります。初心者向けの路線とは言いにくいです。

むしろ私が注目したいのは、ミラーレスが増えるほど、オールドレンズの出番も増えるという視点です。ミラーレスはアダプターを介してオールドレンズを付けて遊べるので、ミラーレスユーザーが増えることは、オールドレンズの需要にとって追い風になり得ます。Nikkor 50mm F1.4のリサーチ記事で見たようなオールドレンズ路線は、この市場変化の中でもむしろ相性が良い、というのが私の見方です(この段落も、データではなく考察としてお読みください)。

まとめ

  • 2026年7月11日、新宿の大型B店の店頭観察。棚の主役はミラーレス(Sony α7、Nikon Z、Fujifilm X-T、Canon EOS、LUMIX)だった
  • 想定していたオールド/フィルム名機は潤沢には並んでいなかった。全体に高額商品が多く、Leicaは約300万円クラスの値札も
  • 背景に円安インバウンドがあるのでは、というのはあくまで推測
  • 「探していたものが無い」ことは市場が動いているサイン
  • ただし「だからミラーレス仕入れ」とは飛びつかない。単価が高くリスクも上がる
  • ミラーレスの広がりは、アダプター経由のオールドレンズ需要にはむしろ追い風かもしれない

思い込みは、現場に立つと一瞬で覆ります。だからこそ、たまには棚を自分の目で見に行くのも立派なリサーチです。それでは、また次の記事でお会いしましょう!

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