中古カメラの説明文は「外観・光学・動作・付属品」の4つで書く|確かめた順に書けば、そのまま説明文になります

中古カメラの説明文は4つの見出しで書く(外観・光学・動作・付属品) 比較・まとめ

こんにちは!

eBayに出していた1台を、メルカリに回すことにした。写真は撮った。値段も決まりそう。なのに、説明文の欄で手が止まる。何から書けばいいのか。どこまで確かめたら「動作確認済み」と書いていいのか。AIに下書きを頼んでみたら、整いすぎていて、自分の品の説明に見えない。

この記事は、そこで止まっている人のための回です。はじめからメルカリで売っている人も、そのまま使えます。

先に答えを書きます。説明文は【外観】【光学】【動作】【付属品】の4つの見出しを立て、この順番で、確かめたことを1行ずつ書けば形になります。

見出し書くこと1行の例
【外観】外から見えるキズ・スレ・へこみ。どこに、どのくらいか底の角に小さな打ちキズが1か所あります(4枚目の写真)
【光学】ガラスの中と表面。どう照らして見たかライトを当てて見ました。くもり・カビはありません
【動作】動かした所と、その結果。試していないことフィルムを入れての試し撮りはしていません
【付属品】付いてくる物の名前。無いと困りそうな物前キャップが付きます。後ろキャップはありません

この4つは、品を手に取って確かめる順番と同じです。外を見て、ガラスをのぞいて、動かして、付いてきた物を数える。確かめた順に書けば、手元のメモがそのまま説明文になります。光学だけは、明るい方へ向けてのぞいたあと、ライトを当てて見直してから書きます。

この記事の前提

  • メルカリの「商品の状態」とeBayの状態の説明は、2026年10月26日に各社の公式ヘルプで確かめました
  • 値段の話はしません。この書き方で売値が上がるかどうかは、比べたデータがないので分かりません
  • 書いている私は、いまeBayの出品を休んでいて、メルカリでは売っています

「商品の状態」の欄では、伝わらないこと

メルカリの出品画面では、「商品の状態」を6つから選びます。公式ガイドの説明を短くまとめると、こうなります(2026年10月26日確認)。

商品の状態公式ガイドの説明(要約)
新品、未使用買って間もなく、一度も使っていない
未使用に近い数回しか使っておらず、傷や汚れがない
目立った傷や汚れなしよく見ないと分からない程度の傷や汚れがある
やや傷や汚れあり中古品と分かる程度の傷や汚れがある
傷や汚れあり誰が見ても分かる大きな傷や汚れがある
全体的に状態が悪い全体に目立つ傷や汚れ、ダメージがある

6つとも、使った回数と、傷や汚れの話です。シャッターが切れるか、レンズの中にくもりがあるかは、この欄からは伝わりません。

eBayで売ってきた人は、ここで少しとまどうかもしれません。eBayの公式ヘルプでは、Used(中古)は表面に摩耗があっても完全に動作する品、For parts or not working は想定どおりに機能しない品、と分けています(2026年10月26日確認)。eBayでは、状態を選んだ時点で「動くかどうか」まで伝わっていました。メルカリでは、その役目を説明文が受け持ちます。【動作】を独立した見出しにするのは、そのためです。eBayで For parts にしていたような品も、メルカリの状態は傷や汚れの具合で選び、動かないことは【動作】の1行目に書きます。

見出しを立てる良さは、ほかにもあります。光学のことだけ知りたい人は【光学】だけを読めば済みます。書く側も、中身の入らない見出しがあれば、そこが確かめ忘れだと気づけます。

私は、説明文をこの4つの見出しで書くと決めています。メルカリでカメラの出品を見ていても、同じように項目を立てて書いている出品者さんは多いと感じます。

見出しごとの書き方

【外観】どこに、どのくらいか

「スレがあります」だけだと、全体なのか一部なのか、買う人には見えません。場所と程度を添えて、「全体に使用に伴うスレがあります」「底の角に小さな打ちキズが1か所あります」のように書きます。写真で見せたキズは、何枚目の写真かも書き添えます。

「商品の状態」の6つから選ぶのは、【外観】を書き終えてからにすると迷いません。最後に、書いた中身と選んだ段階がずれていないか見比べます。

【光学】明るい方へ、そのあとライト

ガラスのある品は、2つの見方を続けて行います。

  1. 明るい方(窓や照明)へ向けて、中をのぞく。点やチリ、糸くずがないかを見る
  2. 小さなライトを当てて、もう一度見る。くもりや白っぽさがないかを見る
【光学】は2回見る。1:明るい方へ向けてのぞく(白い点・チリ・糸くず)、2:ライトを当てて見直す(白っぽいもや=くもり)

2つめを飛ばすと、くもりを見落とすことがあります。手元の古い50mmのレンズを確かめたとき、部屋の明かりでのぞいただけでは何も気づきませんでした。小さなライトを当てて見直したら、白っぽいくもりが見えました。

書くときは、見えた条件と、見えたままの様子を書きます。「ライトを当てると、中に白っぽいくもりが見えます」で十分です。くもりの原因や呼び名は、見分け方を確かめていないなら書きません。見えたままにしておけば、どう受け取るかは買う人が決められます。

くもりは、写真に写りにくいことがあります。このレンズも、はじめは写せず、あとで撮り直してようやく写りました。写せなかったときは、言葉で書けば伝わります。写せたら、どの写真かを書き添えます。

ガラスは、拭かずに見ます。ニコンもキヤノンも、ほこりはまずブロアーで吹き飛ばし、拭くならそのあとクリーニングクロスで軽く、と案内しています。ゴミが乗ったまま拭くと、表面に傷が付くおそれがあるからです(ニコン公式Q&A・キヤノン「レンズ清掃の落とし穴!」)。太陽をレンズごしに見るのもやめてください。窓の明るさと小さなライトで足ります。分解したり、ねじを回したりもしません。

【動作】どう確かめたかまで

「動作確認済み」の一言では、何をどこまで試したのかが伝わりません。動かした所を1つずつ、どう確かめたかまで書きます。

  • シャッターを速い速度と遅い速度で切り、音の長さが変わることを確認しました
  • 電池を入れると露出計が点き、明るさで表示が変わります

確かめていないことは、最後に1行。「フィルムを入れての試し撮りはしていません」「ボディに付けての確認はしていません」。確かめたことと同じ調子で、短く書きます。電池のいるカメラは、先に電池をそろえておくと進みが早くなります。機種ごとの電池は電池の早見表に。

動かなかった所は、動かないと書きます。確かめたかどうかで、メルカリの売値と買取との差がどう変わったかは、4つの質問の回の質問1に並べました。

【付属品】名前で並べる

付いてくる物を、名前で並べます。「レンズの前キャップ、ストラップ」。無い物を全部書く必要はありません。キャップや元箱のように、買う人が気にしそうな物だけ「ありません」と書きます。

書きがちな言い回しを、短く直す

AIに下書きを頼んだときや、慎重になりすぎたときに出やすい形と、直した形です。

書きがちな形直した形
カビ:見当たりませんでした。くもり:見当たりませんでした。チリ:見当たりませんでしたくもり・カビはありません
部屋の明かりでは気づきませんが、ライトを当てると…ライトを当てると、…
資料で確かめられていないため、……は確認していません
動作確認済みですシャッターが切れ、…を確認しました。試し撮りはしていません

1行目は、見て無かった所を短く言い切る形です。同じ「見当たりませんでした」が並ぶと、読む人は肝心の1行を探しにくくなります。2行目の前置きは、「ライトを当てると」と書いた時点で伝わっています。3行目の「資料」は、買う人には何のことか分かりません。

例文:架空の1台で書いてみる

フィルム一眼レフのボディと50mmのレンズのセットを、架空で書いてみました。(機種名)のところは、お手元の品に置きかえてください。ここから例文です。

(機種名)のボディと、50mmのレンズのセットです。

【外観】

  • 全体に使用に伴うスレがあります。
  • 底の角に小さな打ちキズが1か所あります(4枚目の写真)。
  • へこみ・割れはありません。

【光学】

  • ファインダーをのぞくと、小さなチリが見えます。
  • レンズは明るい方へ向けてのぞいたあと、ライトを当てて見ました。くもり・カビはありません。
  • 前玉に細いスレが1本あります(6枚目の写真)。

【動作】

  • 巻き上げは最後まで回り、カウンターが進みます。
  • シャッターは速い速度と遅い速度で切れ、音の長さが変わります。
  • 電池を入れると露出計が点き、明るさで表示が変わります。
  • フィルムを入れての試し撮りはしていません。

【付属品】

  • レンズの前キャップ、ストラップ。
  • 元箱・説明書はありません。

古い品のため、写真もあわせてご確認ください。

ここまでが例文です。この例なら、【外観】の2行を見て、「商品の状態」は「やや傷や汚れあり」を選ぶ、という順番になります。

eBayに出していた品なら、英語の説明文が手元にあるはずです。訳す前に、まず文を4つの見出しに振り分けてみてください。振り分ける文が1つもない見出しが出たら、そこがまだ確かめていない所です。

まとめ:説明文は、この順で書く

  1. 【外観】キズ・スレ・へこみを、場所と程度で書く。写真で見せた所は何枚目かも
  2. 【光学】明るい方へ向けてのぞき、ライトを当てて見直す。見えた条件と様子を書く。ガラスは拭かない
  3. 【動作】動かした所を、どう確かめたかまで書く。確かめていないことは最後に1行
  4. 【付属品】付いてくる物を名前で並べる。気にされそうな物だけ「ありません」
  5. 「商品の状態」は【外観】を書いてから選ぶ。動くかどうかは、状態の欄ではなく【動作】で伝える

上手な文章でなくてかまいません。確かめた順に、見たままを1行ずつ。それだけで、買う人が聞きたくなることに先に答えておけます。送りにくくなった1台が、迷わず次の持ち主に届きますように。

あわせて読みたい

それでは、また次の記事でお会いしましょう!

※メルカリの「商品の状態」はメルカリ公式ガイド、eBayの状態はeBay公式ヘルプ「カテゴリ別の商品の状態」の、2026年10月26日時点の説明です。案内は変わることがあるので、出品の前に最新のものをご確認ください。

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