こんにちは!前回のNikkor 50mm f1.4のリサーチで、「稼ぎ方は世代より見極め」という結論が出ました。では、その”見極め”はどうやるのか。今回は非Ai/Ai/Ai-s/Ai改を、写真を見るだけで判別する方法を図解つきでまとめました。相場が変わっても見分け方は変わらないので、ブックマークして仕入れのときに開いてもらえたらうれしいです。
※この記事の見分け方はNikkor 50mm f1.4を例にしていますが、考え方は他のニッコールMFレンズにもほぼ共通です。
まずはこれだけ:30秒フローチャート

見る場所は基本的に2つだけ。「カニ爪の穴」と「最小絞りの数字の色」です。順番に説明します。
非Aiの見分け方

一番古い世代です。決め手はカニ爪(レンズ上部の金属の二又の突起)に穴が開いていないこと。板がそのまま付いているように見えたら非Aiです。絞りの数字が1列しかない点、金属ギザギザのピントリングが多い点も手がかりになります。
注意点として、非Aiは新しいニコンのボディに付けると故障の原因になることがあるため、海外バイヤーへの説明では「for old Nikon bodies」のような一言があるとトラブル防止になります。
Aiの見分け方

カニ爪に穴が2つ開き、絞りの数字が2列(外側に大きい数字、内側に小さい数字)になりました。最小絞り「16」の色は、大きい数字が白・小さい数字が青。ここがオレンジだったら次のAi-sです。
Ai-sの見分け方

一番簡単で、最小絞り「16」が2列ともオレンジ色ならAi-s。出品写真1枚あれば判別できる最速の方法です。色あせて分かりにくいときは、マウント面(銀色の金属部分)にある半月形の削り込み(凹み)を確認。あればAi-s、なければAiです。
前回のリサーチで分かったとおり、Ai-sは「SIC」表記や程度で相場が2倍近く変わる世代。ここを見分けられると仕入れの精度が一気に上がります。
Ai改の見分け方(いちばん間違えやすい)

Ai改は「非Aiを後からAi対応に改造したもの」。見分けのコツはちぐはぐさです。鏡筒は金属ギザギザの古い外観なのに、絞りの数字が2列ある——この組み合わせを見たらAi改を疑ってください。純正の交換リング式は仕上がりが綺麗で、削り改造式はリング後端に加工の跡が残っていることが多いです。
前回のデータでは、Ai改はオリジナルのAiとほぼ同じ値段で売れていました(参考値)。「改造品だから安物」とは限らない、というのがデータの示すところです。ただし仕上がりの綺麗さが値段に響くので、仕入れ時はマウント周りの写真をよく確認しましょう。
仕入れでの使い方
- 出品タイトルに世代の記載がない出品こそチャンス。写真から自分で判別できれば、相場より安く拾える可能性があります(8枚玉の記事でも同じ構造がありました)
- 逆に自分が出品するときは、世代をタイトルに明記すると海外バイヤーに親切で、売れやすくなります
- 判別に迷う個体は無理に買わない。「分からないものは避ける」も立派な戦略です
まとめ
- カニ爪の穴なし → 非Ai(数字2列ならAi改)
- 穴あり+最小絞りが白+青 → Ai
- 穴あり+最小絞りがオレンジ → Ai-s(マウントの凹みでも確認可)
- 古い鏡筒×2列数字のちぐはぐ → Ai改
利益データはNikkor 50mm f1.4のリサーチ記事、レンズせどり全般は8枚玉の記事もどうぞ。見分ける目は、一度身につければずっと使える資産です。次の仕入れから、さっそく試してみてください!



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